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二週間の闘病(完結) [錦鯉]

6月5日、トラブル発生から二週間が過ぎた。
一時は全滅を覚悟したが何とか以前の泳ぎに戻った。
陣容は紅白4匹と昭和三色1匹まで減少したが、こうしてみるとサイズ違いが混じっているよりスッキリしていて良いのかも知れない。
アクセントに光物が欲しいが、小さな山吹黄金が育つのを待つことにする。

1、夕方5時の様子
1.午後5時の様子.JPG

2、振り返り
今回騒動の原因は過去に経験したことのあるミスをふたつ重ねたことに尽きる。
1)今年の春先から既に5kg程度の餌をやっているが、これは明らかに与えすぎであること。
  →これで既に体調を崩していたのかも知れない。
2)新しい鯉を追加するのに「塩水浴等の前処理」を省いたこと。
  →小さな鯉ほど販売店での飼育期間が少ないため、どんな素性か分からないので余計に注意すべきであった。

本日6月5日(日)、関東地方が梅雨入りしたとのこと。
この先暫くは水温急変など何があるか分からないので気を引き締めて飼育することにしたい。

以上。

二週間の闘病(その9) [錦鯉]

6月3日、朝から池が騒がしい。
稲妻もどき紅白のメスが今年2回目の産卵を始めたらしく、残り4匹の雄が追い掛け回していた。
今回は卵を採取つもりも無いがここまで元気に回復したのをうれしく思う。
ちなみに、稚魚たちも随分大きくなって乾燥ミジンコを勢い良く食べている。

1、午前8時の様子
産卵後の水の泡立ちが始まっている。
1.8時の様子.JPG

2、稚魚の様子
数は劇的に減っている。
毛仔の段階でエアレーションを実施したのが原因で大部分が死んでしまったらしい。
(死骸を確認できてないのだが、解けてしまったのか?)
毛仔の段階での水流発生は厳禁らしいことを後で知った。
3.稚魚の様子.JPG

続く。

二週間の闘病(その8) [錦鯉]

6月2日、今朝の水温は19℃まで低下しており、池は静かである。

朝8時の様子。
一時期のような、「一箇所に集まって底に沈んでじっとしている」ような事は見られなくなった。
1.朝8時.JPG

午後4時の様子。
2.夕方4時.JPG

今夜からはゆっくり眠れそうである。

続く。

二週間の闘病(その7) [錦鯉]

6月1日、今朝も無事だった。
少し良くなった感じで泳いでいるのでまずは一安心。
1.少し元気.JPG

薬浴中の昭和三色も回復?
2.昭和の様子.JPG

午後、昭和を池に戻した。
薬浴槽の水入れ替えには気をつけていたが、前回、回復したかに見えた孔雀が半日で急死したことがトラウマになっているため、どうしても早めに池に戻したくなる。
3.昭和を戻す.JPG

本日のところ気になる兆候は無い。

続く。

二週間の闘病(その6) [錦鯉]

5月31日、今朝も無事だった。
ここ数日、鯉達の様子が気になって早い時間に目が覚めてしまう。
1.今朝も無事.JPG

昭和三色も少し元気になったような感じなので池に戻してみたが、すぐに口を上げるので薬浴槽に戻してエアレーションを強化した。
2.エアー強化.JPG

明朝も早く目が覚めそうである。

続く。

二週間の闘病(その5) [錦鯉]

5月30日、朝一番で鯉の無事を確認した。

濾過槽が遊んでいるので、この機会にレンガを一段積み増して本体部と同じ深さにするとともに、ゼオライトとカキガラの入っている槽にも仕切りを入れて水の流れが効率的になるように改修した。
所要期間は手直しも含め5/29夕方~6/4午前までの足掛け7日間で完成形は写真の通り。

1、濾過槽全容
1.濾過槽.JPG

2、池水導入口
3.導入口.JPG

3、フィルター設置槽
カキガラは仮置きのもの。
2.フィルター槽.JPG

4、カキガラ槽、兼殺菌灯設置槽
4.牡蠣殻槽.JPG

5、ゼオライト設置槽
5.ゼオライト槽.JPG

6、完成状態
6.完成形.JPG

この間、水の入れ替えがあったので5/30にリフィッシュ2gr追加。

続く。

二週間の闘病(その4) [錦鯉]

5月28日、白写りもどきが絶命。

26日の水半分の入れ替えで塩分濃度が下がっていたので塩を追加。
先日の養魚場の人の話では、塩水浴の治療効果を出すには最低でも0.6%が必要との事。
なので、塩12kg/水2tonになるように6.5kg追加した。
1.塩追加.JPG

5月29日、リフィッシュ2gr追加。
説明書によると投薬量には多少幅があるようなのできつめの濃度にした。

昭和三色が辛そうに口を上げているため隔離して個別に薬浴させることにした。
1.昭和がやばい.JPG

薬浴は、(リフィッシュ+メチレンブルー+塩)である。
念のため鰓の状況を確認したが素人目では異常判断は出来なかった。
前回、孔雀の薬浴で失敗しているので、今回は薬浴用水の交換を一日に二回実施することにした。
1.昭和の薬浴.JPG

続く。

二週間の闘病(その3) [錦鯉]

5月27日、朝一番でのチェックで最悪全滅も覚悟していたが何とか無事だった。
しかしすべての鯉が明らかに元気が無いのに時々狂ったように泳ぐ。飼育本によるとイカリムシ、うおじらみの症状に思える。
1.元気なし.JPG

加えて昭和三色は呼吸が荒く、鰓腐れの症状にも見える。
2.昭和三色.JPG

さすがに心配になり写真と症状を携えて購入した養魚場に相談に行った。
まずは銀松葉が死んだことを報告し病歴の有無を確認したところ、来て間もないロットなので把握できてないとのこと。このとき小さい鯉は却ってリスキーであることを悟ったが後の祭り。
(鯉の追加によるトラブルが自己責任なのは自覚しているのでここまで)

次に元々居た鯉の症状を説明し治療方法を相談したら「リフィッシュ」という薬を進められた。
お店の人の話で参考になったのは、「鯉の出入りの無い池の場合、新たに入る鯉がもっている菌への対応力がなくなっているので注意が必要」との事。
そういえばこの池は、ここ数年新しい鯉の追加が無かったのを再認識。
<使用した薬>
4.薬.JPG

<薬が溶けない>
早速投薬しようと溶かしてみたがいくらかき混ぜても解けない。お店に電話したら「この薬はそうなんです」とのこと。不良品ではないことは分かったが池に入れるには随分と気を使うことになった。
3.リフィッシュが溶けない.JPG

<クリーナー位置移動>
加えて、この薬の注意書きに「ゼオライトを使っている場合には取り除くこと」とあったので、濾過槽を通さないで済ませるためクリーナーを池の真ん中に移動した。
5.クリーナー移動.JPG

不安を抱えながら、これで様子を見ることになる。

続く。

二週間の闘病(その2) [錦鯉]

5月25日、塩4kg追加し濃度0.5%に引き上げた。
先日産卵した丹頂もどきの様子もおかしいため隔離して薬浴。
1.丹頂もどき.JPG

5月26日、朝一番で池の水半分を入れ替えて、手持ちの「トロピカルN」を20グラム投入。
病因は不明だが、効果が出ればラッキーという感じの素人療法。
(この時点では未だ深刻度はそれほどでもなかった)
2.水入れ替え.JPG

午後、丹頂もどきが絶命。
体表面をチェックしたがイカリムシ、うおじらみの類は見つからなかった。
3.体表の様子.JPG

その後、同じ年齢の白写りもどきも怪しくなってきたので隔離して薬浴。
この辺で事態の重大さを感じ始める。

続く。




二週間の闘病(その1) [錦鯉]

5月24日、池の中が普段と違う雰囲気なので良くみるとすべての紅白と昭和の白地が赤みを帯びている。
先日追加した銀松葉と山吹黄金に病気を持ち込まれたみたいなので、泥縄的ではあるが塩6kg(約0.3%)を投入し様子を見ることにした。
小さい鯉なので投入前の塩水浴をしなくても大丈夫だろうという考えが甘かったと悔いたが今更どうしようもない。

翌日、まずは池に入れてから4日目の銀松葉が絶命した。
ちなみに、同時に入れた山吹黄金は元気である。

<トマトの鉢に埋葬>
小さいので埋葬は楽である。
銀松葉死亡.JPG

以上。

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